自分らしく背伸びしないでありのまま、ゆっくり歩いて下さい。

年度末が使づいていますが仕事に勉強に、色んな事に頑張ろうと思っている方、少し立ち止まって、これを読んで考えて下さい。

相手を自分をも頑張ってとか気合いを入れてとか励ましの言葉は実は相手を自分を追い込む可能性が高いのです。励ますつもりが逆にプレッシャーになるからです。

相手の存在や価値を認める行動や語りかけに「条件付き」のものと「無条件」のものに分けられます。

具体的に、条件付きの心とか言葉は「顔が可愛いから大好きだ」「男らしい体だから好き」と言うもので無条件の心や言葉は「何があっても君を守る」「顔にほれたんじゃない、お金にほれたんじゃない、優しいからじゃない。あなたがあなただから好きになった」と言う事です。

心理学的には、無条件の感情、心や言葉の方が相手の自分の心を満たすといわれています。条件付きだと、条件が失われたら価値がなくなるように無意識にすりこまれるからです。

「頑張って」は「頑張らないと認められない」と言う思いを相手に自分に無意識の暗示を与えてしまいます。「頑張りすぎないで」と言った方が心に優しいし、また逆方向の心理というのが人間にあって、勉強も仕事も強制したら、逆にサボリたくなる。でも、何もしなくて良いと言われると逆に不安になって一生懸命になったりします。

そして「頑張りすぎないで」は相手に安心感を与えます。また「負けても良いよ」という言葉も心に優しいものです。私は駄目で、勝ち気ですが、だからこそ余計、ブレーキをかける為にも「負けても良いよ」と心に語りかけるのですが、闘争心が何故か…でもある程度の歯止めになります。

無理な仕事、勉強、恋愛も心を壊します。良いじゃないですか。自分らしく背伸びしないでありのまま、ゆっくり歩いて下さい。

これを生活の中で参考にしていただければ幸いです。