肯定感を与えるために私は褒め育てを育児で悩みノイローゼや鬱になってる母親に推奨しますが、不味い褒め方もあります。
子どもを誉めて伸ばす教育方針が実は子どもに自信を与えず失敗の恐怖を強めてしまう場合があります。お利口、賢いとういう褒め方は苦手なことや不得意なことを克服する力が十分に備わっていない子供に育ってしまう可能性があります。
手放しに褒めるだけではなく、努力した、頑張ったからよい結果が得られたんだというように努力の重要性を認め、そこを褒めるのが重要です。何がよかったのか、そこに至るプロセスを具体的に教え褒めると効果的です。
褒めてばかりいると、褒められなければ頑張らない、褒めてもらうために何かするというようになってしまうので、褒めすぎない事も重要です。
父親が高学歴だったり、成功者であるというケースで非常に頭が良いのですが、親も頭の良さを褒めてるのに、父親の様にならなければとなぜか劣等感の塊みたいな子になる可能性もあったりします。成功=善と刷り込むと才能は潰れます。どんなに頑張っても、良い成績をとっても褒めてもらえなければ、勉強をしてもちっとも楽しくなくなり学習意欲も萎え切ってしまいます。
密度の濃い接し方を心がけ、たっぷり愛情を持ちから褒める事が何よりも大切です。
両親が2人で寄ってたかって勉強に干渉すると。褒めても、子どもの気持ちの逃げ場がなくなって、精神的に潰れてしまいます。
能力や才能を過剰に称賛することは間違いだとし、逆に学ぶための姿勢や忍耐力、そして問題解決の戦略を褒める「プロセスに対する称賛」がよい褒め方であるとスタンフォード大学の心理学の研究成果が出ています。
まだまだ世界が狭い子供にとっては親の評価が自分自身の評価へと直結してしまいます。親の発する言葉に従順に育とうとします。純粋な子供の心に響く親の言葉は子供にとって大きな影響力を及ぼすものだということを認識し一言一言大切に考えて褒める必要があります。
褒め方にも工夫と重要性がある事を書きました。これを参考に子どもさんに能力を開花させてあげ素晴らしい人生を与えてあげれたら嬉しく思います。
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