ここ一番に強いか弱いかと言うのは自分の人生を左右する要素だと思う。私はあまり強い方ではないから準備をたっぷりしないと不安になったりする。今日、フィギュアスケートを見ながら本番に強くなる方法を考えてみました。
本番に弱い人のほとんどは緊張しやすいタイプです。でも「緊張する」という現象自体は生理現象なので、緊張しないようにしようと思ってもそうそうできるものではないし当然個人差もあります。ものすごく緊張する人が、緊張しない人間になろうといってもよほどのことがない限り難かしいと思います。
ここ一番で力を発揮するためには、「緊張しない」のが良いのではなく緊張を自分にとってプラスの方向に持っていくということを心がけてみる事が大切ではないかと思います。本番に弱い人は「本番で実力が発揮しきれずに失敗した苦い経験が色々あるから 」が理由で、本番に強いタイプは「本番に実力以上の力を出してうまくいった経験が色々あるから」だろうと思います。
失敗そのものをマイナスのイメージで捉えるのは、失敗を恐れて萎縮してしまうことになるので極力避けた方が良いと思います。頑張って失敗したんだったら仕方ないと思えると自然と失敗を必要以上に恐れずに堂々とできるようになるので成功率も上がります。「自分の全力出せば失敗しても恥ずべき事ではない」自分に日頃から言い聞かせるのも大事な方法でしょう。
人前や緊張に対する考え方がマイナス的なものだと、いつまで経っても苦手意識がとれません。過去の記憶や考え方を心の中でプラスに書き変える事も大事かもしれません。細かいことにはこだわらず、いつも頭の中では「なんでもうまくいく」といったような前向きなイメージを持つ様に鏡に向かって何度も言い自分の考えを変えて行くのも効果的です。
自分に自信を持つことも大事です。根拠なんかなくても良いのです。毎日、小さな目標を3つ自分に設定し「朝ご飯をしっかり食べる」「職場や学校ではエレベーターをつかわず階段を上る」「周りの人に5回は自分から話かける」くらいの小さな事に留め、簡単に実行できることを設定し、達成することで自分が成長できたと思え毎日いくつかの目標を達成することによって、不思議な程に自信がついていきます。
緊張を自分の力に変えるために大切なのは、緊張していてもできたという経験を積むことです。「緊張していても今回はこれくらいできた」と、緊張している自分を受け入れ、「できたこと」に意識を向けるのが大切です。そのために、緊張して「できなかったこと」を考えず、完璧を求めないようにし、自信を持つ自分を実行してみてください不思議と本番に強くなれます。
これを生活の参考にしていただければ幸いです。
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