mixiユーザー(id:14855706)

2019年11月23日01:28

98 view

庭園散策は心の癒しになります。

私は京都や神戸の近場でも寺院や意図的に作られた日本庭園を散策するのが好きです。神戸には布引ハーブ園や須磨離宮公園など西洋的な庭園もありますが美しいと感じても心は和み日本庭園を歩くと心が安らぎます。

西洋の庭園は、花や緑を使いながらも幾何学的な秩序による、人工的な美しさを追求しているのに対し、 日本庭園は、大自然を母体とし、その自然との調和を図りながらも、それを一歩踏み越えて人間の理想郷を追求しています。

音楽に1/fゆらぎという事が最近、注目されています。人間の心をリラックスさせる効果のある波形ですが、ゆらぎと周波数の二つの波形がほぼ反比例するものが1/fゆらぎと言われるものですけど典型的な音の例がさざ波や川のせせらぎの音になります。

日本人は昔から水音に親しみ、そこに風流を見出してきました。日本庭園に竹筒の片方に流水が貯まるとその重みで竹筒が下がり、水が流れ出ると反転し、もう片方の端が石を叩いてコーンという高い音がする「ししおどし」や小さな小川、滝、池等が配置されています。何故か心の中に広がる、静かな気持ちが、自分の生まれ育った国の良く知った文化以上に、水をはじめ、自然の景観を取り入れた庭園の造りによる所は大きいのです。

水のある場所、渓谷や滝、噴水などの場所はマイナスイオンが多い場所でもあります。マイナスイオンとは空気中の分子の微粒子がマイナスの電気を帯びたもので、呼吸や皮膚から体内に取り込まれ、細胞内にあるプラスの電気を帯びたプラスイオンと中和して、からだのバランスを正常に保つ働きをもち情緒不安定や神経衰弱それを解消してくれる働きを持っています。池や川を配置した日本庭園が心身に癒しを与えてくれるのは自然にこうしたマイナスイオンの多い場所になっているからです。

日本庭園の美しさは世界に誇れるものですが、小さな空間でも、癒しを感じることができることが、これまた日本庭園の底力です。少し心が重たい時に日本庭園を歩いてみて下さい。そこに大きな癒しがあります。

これを生活の参考にしていただければ幸いです。
12 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年11月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930