執着の恐さと解消法があります。

私達人間は何か一つのことに執着しやすい。私にもあります。もったいなくて捨てられない本。結構、高かっただけに整理がつかないのに部屋を大きく占領しています。
また阪神大震災の時に真っ先に阪神の選手から集めたサイン色紙と天体望遠鏡を捜しに二階の幼少時代過ごした部屋に駆けあがりました。結果は…無残な結果でしたが (￣ー￣)

お金、恋人、職場での身分というか立場。若さ、地位、生活のパターン。人によって執着する対象は、人によって違いますけど執着している時は、不安をかかえている時が多い様です。

不安を解消してくれるように見えたり、不安から目をそらしてくれたりする事に執着してしまうのです。例えば不倫が発覚して家庭が火の車だったら必要とされていないにも関わらず社会的な立場にしがみつく場合もあるでしょう。

一番の解決法は、今持っている不安を解決する事ですけど、簡単に解決できるくらいなら、そもそも執着しないでしょう。だから不安は不安でおき今執着していることで回りの人の役に立つことをやってみる事が大きな解決になります。

金に執着しているなら、それを回りの人に役立つにはどうしたらいいか考えてみる。人の役に立てれば、自然に金は入ってきます。

結婚に執着している人は、未来のご主人。奥さんや、今交際している恋人が気分よく過ごせるため自分に出来る事は何か考えてやってみる。

若さに執着があれば自分で考えたメイクやスキンケアの方法、体力を落とさない方法を回りの人にも教える。

執着していることは、そうでない人も稀にいますが大抵は集中して物事に取り組めている。執着している時は執着の対象と近づき過ぎ冷静になれません。その成果を独り占めしようとしないで、人の役にたて様と考える時に執着の対象と心の距離が開き冷静さを取り戻せるようになります。

そうすると、周囲の人とつながっている感覚ができます。それだけで抱えている不安が軽くなります。執着している時は、自分の世界に閉じこもりがちだからです。

人とのつながりを取り戻せれば不思議と心は軽くなり、ずいぶん楽になります。そして一呼吸置く事で執着の奴隷から解放されます。

それを放置すればノイローゼや鬱になりかねません。一呼吸置いて、人とのつながりを見まわしてみる時に心の負担が減り人生が軽やかなものになっていきます。

執着の恐さと解消法を描いてみました参考になれば幸いです。