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2017年11月28日12:50

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忍者の虚像と実態と忍者ショーの違い

■忍者、空前の争奪戦で不足が深刻化
(Business Journal - 11月27日 23:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=175&from=diary&id=4878246
忍者の本来の役目は戦場において敵軍に潜行する情報収集をはじめ、変装術や心理学を含む密偵術で戦う事ではない。

生きて情報を持ち帰る事が第一で、黒装束など目立つ格好をしていたわけではない。現実は忍者装束は百姓服の下に鎖帷子くらいは着こんでいたかもしれないが、覆面も野良仕事の手ぬぐいを頭巾にしたもので黒より赤と黒の中間色の方がわかりにくかったらしい

特に山岳戦では短い刀や木の上から飛び降りるなどには威力を発揮するゲリラ戦は強かったかもしれないが、特に平地や相手の城に侵入ではどれほど超人的な働きが出来たか非情な疑問を感じる

中には剣技に優れた忍者もいたが、種がある。伊賀から柳生の里までが非常に近い。だから柳生流の剣士で忍術を覚えたり、伊賀郷士が柳生の道場に通い免許皆伝まで行けば相当、強いだろう。実は伊賀と甲賀も隣接しており互いの術や、また伊賀の里に柳生流の道場を開いた伊賀郷士のもとで剣術に磨きをかけに甲賀の忍びが通って強くなったりもあった

はっきり忍者の剣術が強いのではなく柳生流に忍者独特のまやかしを加えたものが威力を発揮したと考えた方が良い。

逆もまた真で柳生の剣士も忍術を習い覚え、潜入殺人が得意なものもいただろう

しかし暗殺以外、戦国時代は攪乱やゲリラ戦に必要だった忍者も江戸時代に入ると、戦うのは最終手段で密書や証拠を盗むのが仕事で出来れば戦わずに逃げようとするのが本業になる。忍者がアクション的な戦いをするのは千葉真一のドラマと各、時代劇村のアクションショーくらいなものと思った方が良い

実際、忍者同士戦うのも各々、通った道場での剣術に手裏剣や含み針を使う方が隙がなく効果があったろう

更に全員が闘技、忍び込みに適していたわけではなく、相手の城や城下で松尾芭蕉がどうかは抜きに俳諧師、薬作り、商売人に特化した者も忍びの中にはいたが

観光用にはアクションでなければ納得できないだろう

そんな超人的な諜報員がいれば金正恩や習近平をとっくに…
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