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2020年04月04日08:29

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今日は二十四節気の「清明」です

2020年 4月 4日（土）は
二十四節気の「清明（せいめい）」です。
◎古代中国でつくられた季節区分法が二十四節気。中国の黄河流域の気候がもとになっているので日本とは多少のズレはありますが、太陽が春分点を出て再び戻るまでを黄経360度として、24等分して神社仏閣の祭事や習慣などの雑節を盛り込んでいます。
太陽が黄経 0度に達したときが「春分」
「清明」は、春分点から15度進み、万物が清新の気に満ちる頃。
桜の花も咲き誇り明るくすがすがしい頃。

この春先の清らかで生き生きした様子を表した『清浄明潔（せいじょうめいけつ）』という語を略したものと、伝えられています。

こよみ便覧には
『万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也』
…とあります。

よみ下し文には
「清浄明潔の略。晴れ渡った空には当に清浄明潔という語ふさわしい。地上に目を移せば、百花が咲き競う季節である。」
… と、解釈されています。
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二十四節気をさらに 5日ごとに分けた
「七十二候」は
初候（4月 4日～ 4月 8日頃）
「玄鳥至（つばめきたる）」
◎冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが日本にやって来る頃。
◎ツバメの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表しているとされていました。

次候（4月 9日～ 4月13日頃）
「鴻雁北（こうがんかえる）」
◎冬の間、日本で過ごした雁が北のシベリアへと帰って行く頃。
◎雁は「かり」とも読み、鴈と書く事もあります。

末候（4月14日～ 4月19日頃）
「虹始見（にじはじめてあらわる）」
◎春が深くなるにつれ空気が潤い、この頃から美しい虹を見る事ができます。
◎空にかかる虹を大きな蛇と見立て、虹が虫偏になったとか。

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清明の頃の旬な食べ物といえば
アスパラガス、新玉ねぎ、新じゃがいも、ミツバ、清見オレンジ、そら豆、しらす、桜えび、サヨリ、鰆、桜鯛、サザエ…など

新玉ねぎは
水分が豊富で甘みが強い特徴があり、神経の沈静化に必要なビタミンＢ１の吸収を早める作用がある硫化アリルと呼ばれる成分が含まれ、
イライラや疲労回復に効果があります。

◎新玉ねぎ、にんじん、ミツバを使った
『野菜かき揚げ』
レシピ
① 新玉ねぎは厚さ 3mm程度の薄切り、人参も 3mm程度の拍子木切り、春菊の葉は手でちぎり、茎は玉ねぎや人参と同じくらいの長さに切ります。
カニかまなど入れてもOK
② ビニール袋の中に、切った野菜と小麦粉（薄力粉）を大さじ１を入れてよく混ぜます。
③ 衣はたまご一個に冷水を入れ、量は100mlくらいにします。
④ ②の小麦粉をふるいながら
③に入れて、ザッと混ぜて揚げます。
⑤ お好みで塩や天つゆを添えて出来上がり

イベント（行事）
沖縄県では「清明祭（シーミー）」という、御墓参りが行われます。
（次の二十四節気『穀雨』（2020年4月19日）まで）
沖縄県のお墓は大きな造りで、ご先祖様の墓前の前に親戚が集まり、お線香やお花を手向け、重箱に詰めた慶事用の料理をお供えして供養。

ただ今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにも自粛の方向にあるかもしれません。

順番としては
「神御清明祭（カミウシーミー）」という古代のお墓を巡ってから
「清明祭（シーミー）」へ
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4月13日（月）
十三詣り（じゅうさんまいり）
数え年で 13歳になる子供たち（ 2008年/ 平成20年生まれ）が、3月13日～5月13日の期間に
広大な智慧と功徳を持つ「虚空蔵菩薩」を参拝し、厄落としや開運、知恵や福徳を授かります。