まえに、かきました

今年の七月ごろ、成田空港で仕事してた時にお世話になった方に描いた絵のこと、書いてみます。
バッサリいうと、沼津行った時のことを書いてて終わらなかったので、別のところからネタもってきました。
この絵は、飛行機にくわしい方ならお気づきの通り、英国の戦闘機スピットファイアです。

スピットファイアに関しては、書き出すと恐らく明日の夕方くらいまでかかりそうなので別にすることにします。

で、お世話になった方が、前の日記で書きましたが英国スコットランド生まれなので、記念というか、職場を離れるときにお別れの絵で描きました。
機体についている、青地に白の十字マークは、スコットランドの旗になります。
さらに主翼についている緑と青の格子模様は、スコットランド伝統のキルト模様になっています。

どうしてこの色にしているかというと、そのお世話になった方が着てきたことあったんですね。
それで、ドへたくそな英語を使って聞いてみて、ご実家で伝統的に伝わっている模様だと教えてもらいました。
色合いに心当たりあったので調べたら、キルトの模様の中でも「ブラックウォッチ」と言われるものでした。
もっとも私みたいなヒネた視点を持つものとしては、バグパイプで有名な歩兵連隊とか思い出したりします。

ブラックウォッチ連隊は、ハイランド（スコットランド）でも特に勇猛なことで知られ、数々の武勲を立てたそうです。
なので、この絵にもバグパイプ描いてみました。
あとスピットファイアの迷彩塗装も、どちらかというと儀礼的な、あまり効果のないかんじにしてみました。

こうした絵を送りましたところ、とても喜んでいただきました。
絵を描くうえで、こうしたネタ盛り込むといろんなところで受けるんだな、なんて考えていたりもします。
ともあれ、お仕事の最後に喜んでもらったことは、約半年すぎた今でも密かに誇りにしています。