ジャッキー。

俺は昔のプロレスが大好きだ。
そもそもプロレスを好きになったきっかけはというと、

あの、「ジャッキー」である。

といっても「チェン」ではない。
「佐藤」さんなのである。

今から40年以上前、大女子プロレスブームが巻き起こった。宝塚歌劇団に匹敵、いや越えるかのごとく日本の若い女性がとりこになった。その立役者こそ、
「ビューティーペア」のジャッキー佐藤さんとマキ上田さんである。

マッハ文朱さんが引退の後、入れ替わるようにして大スターとなった。

そのお二人のうち、俺はジャッキーさんの大ファンになった。
それ以前から、男性レスラーのデストロイヤーさんとか好きではあったものの、白マスクが怖かっこ良かったのが印象的だっただけだった。

ジャッキーさんを初めて見たとき、全身に電流が流れたような衝撃を受け、
「なんてつよかっこいいお姉さんなんだ！」
と、一瞬のうちに憧れと尊敬の念を抱いたのであった。

残念ながら既にお亡くなりになられたが、子供だった俺に
「プロレスって、プロレスラーって、凄いんだよ。」
と教えてくださり、見る世界を広げてくださったことには今でも感謝している。

ちょっとした理由があり、数年間プロレスを観ていなかった時期があるが、女子プロレスも男子プロレスも大好きだ。

でも最近の団体増加傾向にはちょっと食傷気味かなあ。