mixiユーザー(id:147405)

2014年02月10日18:59

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猫でも分かる経済学シリーズ 余談とか年金とかへーん

過去日記の再掲載です
コメント欄の投稿も、その時のものです

『ペテンの経済学』

いま経済誌を読んでいて、あまりにも腹が立ってきた

「マクロ経済スライド」という言葉があるんだけど
簡単にいうと、少子高齢化で
年金を払う側が減って受け取る側が増えれば
受け取る側への支給を減らしますよってこと
支払う側と受け取る側のバランスを取る仕組みのこと

これだけ聞いたら一見(聞)
至極真っ当な話に聞こえるだろ?

年金っちゅうのはよ
私がよく言ってる、社会が再生産(継続)するための制度だよ

老後を完全に個人まかせだと
何かが起きたときには、個人がそれまで稼いだお金では賄えなくなり
個人が貯蓄に走って、お給料を消費に使わなくなり
経済が滞る。経済が眠るような状況に陥るわけだ
(今はそういう状況だよね)

その上、その「何か」の程度によっては
完全に個人では対応できなくなる
死滅するしかないわけだ
これだと、社会に参加している意味がないよね

社会が継続するためには
誰もが安心して、生涯を真っ当できる
そのために、税金を払うわけで
年金も、そのために社会全体で支える制度なわけだ

なーのーで!
徴収と給付については、計画的にやっているわけ!
人口の年齢構成比の変化なんて、少子高齢化時代が到来することなんて
ずっと前から分かっていたこと
だから、年金を支払うお金を、溜め込んできたわけだよ

それをよ、政治家のスポンサーである金融屋のお願いだかなんだか知らないけど
(金融ビッグバンや、郵政民営化、TPPなんかはアメリカの金融屋が日本の貯蓄を食い物にしたいから)

せっかく貯めた年金資金を、まさに投機しちゃって
馬鹿なギャンブル狂みたいに減らしちゃった
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1832420018&owner_id=147405


そこで、言い訳するために
「マクロ経済スライド」なんてマジックワードで
煙に巻こうとするわけだ

最初から少子高齢化を見据えて
年金支払いのための計画を立てて、お金を貯めてたのに
それを投機で減らしちゃって困ったから
経済学が、うまくみんなを騙す


この言葉の根底になるのは
貧困の原因は、人口の増加だという主張に通じている
んなもん、100年も前に決着ついてる話だろうが!
マルサスの人口論は、マルクス経済によって
完全に論破されている

こういうね、人口や年齢構成比によって
福祉が破綻しかけている
だから増税しなきゃいけない
とか、「社会保障と税の一体化改革」とかは
要は、既得権者が己の既得権を守りたい
だけど経済が行き詰って、これまでみたいにウハウハできない
だから、増税してその分でウハウハを守りたい
そのための方便にすぎない

マルクス経済がそれを暴いているので
それが知られたら困る
だから、財界をスポンサーとする経済学が
必死で、マル経を攻撃するんだよね
「衆人に訴える論証」という詭弁を使ってね!
否定するやつの誰一人、『資本論』すら読んだことがないw

こういう、本当のことを隠す構造は
原発を己の利益のために推進する、原発村、御用学者と一緒だよ



経済学って、ほんっとインチキばかり
経済学者、アナリスト、雑誌なんかをみれば
サギ師と思うくらいで、ちょうどいいんじゃね?

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