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2020年07月07日12:30

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【美術】「開館15周年特別記念展 三井家が伝えた名品・優品 第一部 東洋の古美術」展

皆様、お今日は。三井記念美術館にて7月29日迄開催中の「開館15周年特別記念展 三井家が伝えた名品・優品 第一部 東洋の古美術」展に行って参りました。その感想です。



三井記念美術館が、三井本館7階に開館したのは、平成17年(2005)10月8日のことでした。それから早いもので、今年で15周年を迎えます。開館以来5年ごとに節目の特別展を開催してまいりましたが、15周年を記念するこの特別展では「三井家が伝えた名品・優品」と題して、館蔵品の中から国宝・重要文化財を始め、周知の名品と、それらに匹敵する優品を展示いたします。今回は第1部に東洋の古美術、第2部に日本の古美術という2部構成での展覧会といたしました。


三井記念美術館始まって以来初の東洋と日本の古美術を分けた絢爛豪華な展覧会でして、特に唸ったのは『青磁浮牡丹文不遊環耳付花入』がいきなりお出迎えされるところでして、同じ部屋には『玳皮盞 鸞天目 』や『粉引茶碗(三好粉引)』等、中国や朝鮮を代表する茶道具が沢山出ているのですが、会場を入る前にビデオコーナーがあって国宝の茶室でのお点前が上映されているのですが、その中で使っている茶道具もガラスケースの中に入っているので二重に驚きました。今回のメインの部屋は第四室でして刺繍で出来た『十六羅漢図』全図とこれも11幅全部展示されるのは非常に珍しい沈南蘋作『花鳥動物図』が全部揃っていたり、台北の故宮博物院にあっても不自然ではない至宝梁 楷の『六祖破經図』が一度に観れるまたとない貴重な機会であります。8月1日からは「日本の古美術」として三井記念美術館の至宝である円山応挙の国宝『雪松図屏風』や安藤碌山の『染象牙貝尽置物』と言う逸品迄一度に鑑賞出来るまたとない機会であります。



http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html
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