mixiユーザー(id:1471688)

2020年02月27日19:43

196 view

今日は美術館のハシゴ

皆様、お今晩は。今日は朝一番から東京駅周辺で美術館巡りをしていた一日でして、中野から中央快速に乗って東京駅でおり、丸の内南口を出て三菱一号館美術館開館10周年記念の第一弾となる「画家が見たこども展」なのですが、主要なメンバーは印象派をもっとあまったるくしたナビ派で、画題が子供となると、自分には縁のない空間である事が甚だしく、写真撮影可能だとしても十分の1も撮るかどうかが怪しいところ、感想は挙げないでスルーしてしまう可能性最大の展覧会。お次は何時もは外国人観光客で賑わう皇居東御苑もコロナウィルスの影響で人はまばら宮内庁三の丸尚蔵館で観たのが「御即位記念特別展 令和の御代を迎えて」と言うもので、今上天皇と皇后さまが今迄に歩まれてきた足跡を辿ると言うもの、扱う時代が近くなる程、皇室アルバムの展覧会みたいになりますが、今回も正にそれ。
平川門から竹橋にでて東京国立近代美術館にて6月14日迄開催中なのが、「画家の中の画家」と尊敬されているピーター・ドイグ展。何とこの展覧会は個人使用に限って、三脚。自撮り棒、フラッシュ等を焚かなければ何と全作品写真撮影可能な太っ腹な展覧会であります。今回思ったのは30憶円で落札された『のまれる』や『カヌー=湖』の二作品共に台湾の現代美術の大コレクターであるヤゲオ財団の所有であったこと。日本画に於いて(・∀・)イイ!! と思ったものは、福富太郎コレクション準備室か細見美術館所蔵か?と思える位に好みが自分と似ているんですよねぇ。それが終わって今度は4階から2階に掛けてのMOMATコレクション展なのですが、やはりアーティゾン美術館のコレクションと重なりますね。今の東京でこの二つが日本の近現代美術の最大のコレクターであることは疑いようがありません。さて400メートル離れた工芸館ではこれが最後の見納め「パッション2020」人形は平田郷陽から四谷シモンに至るまで、富本憲吉から松田権六先生に至るまで主だったコレクションを全て出し切って金沢に行ってきますと言う見応えのある内容でした。今日の展覧会の締めは、損保ジャパンビルの42階で開催される最後の展覧会「FACE展2020」なんですが、今回第八回を迎えそしてこの場所で行われる最後の展覧会だと言うのに何と最高賞のグランプリが不在と言う前代未聞の物凄さ。その代りに優秀賞は4つありました。自分的には二つは好きだけれども、残りの二つはどうも……と言う事で見納めとなった次第です。

5 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年02月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829