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2020年02月21日02:55

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【映画】『シグナル100』

担任の下部(中村獅童さま)が、樫村怜奈(橋本環奈御嬢様)ら36人の生徒に催眠をかける。それは遅刻をする、涙を流す、スマートフォンを使うといった日常の100の行為を合図に自殺をさせるというもので、暗示はクラスメートの死から解くしかない。次々と生徒たちが死んでいく中、追い込まれた者たちは本性を露わにする。

良くもまあこの映画の企画が通ったものだと違った意味で驚いていたら、この映画には原作があると知って二度衝撃を受けました。そもそも催眠で自殺を促すことが不可能と言う初歩の初歩からして狂っているので観ているこちら側としても非常に困った対応になってしまうのです。

この映画で驚いたのは、エッこれで「R15」指定なの?と思った程でして、昔々中学生の時点で劇場で観た『キャリー』や『サスペリア』や『ゾンビ』、ルシオ・フルチ監督の唯一の日本公開作であった『サンゲリア』等はこのレイティングで行けばとてもリアルタイムでは観れないことになってしまうのであります。残酷な描写で言えば本年度史上初めて外国語映画でアカデミー作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』がPG12の指定ながらえげつないと感じてしまったのでやや意外でありました。

この映画の唯一の救いは88分と尺が短いことでして、これで二時間を超えていたら悪夢としか言いようがない体験になっていたと思います。


https://www.signal100.jp/
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