mixiユーザー(id:1471688)

2019年12月27日21:53

177 view

【映画】『カツベン』

偽の活動弁士として泥棒一味の片棒を担ぐ生活にウンザリしていた染谷俊太郎(成田凌さま)は一味から逃亡し、とある町の映画館にたどり着く。そこで働くことになった染谷は、今度こそ本当の活動弁士になることができるとワクワクするが、そこは館主夫妻(竹中直人さま、渡辺えり姉さん)をはじめ、スターを気取る弁士の茂木貴之(高良健吾さま)や酒好き弁士の山岡秋聲(永瀬正敏さま)などくせ者ばかりだった。

夜勤明けで仮眠してから新宿バルト9にて鑑賞したのですが、周防監督5年ぶりの新作だと言うのにどこでどうヤキが廻ったのか、役者さんと調度品と劇中白黒映画だけが良くて、他が全てダメと言う哀しくなる位の完全な失敗作と言わざるを得ませんでした。主演級を張れる役者さんを使っているのに、その持ち味が活かされていないし悪い意味でのドタバタ喜劇でして、これが全然笑えない上に、何で俊太郎が活動弁士を目指していたのに泥棒の片棒を担ぐ羽目になったのかも一切説明が無く、映画愛に溢れているかといえばこれもそうでは無いと言う無いない尽くしの映画でして、こんな作品で映画納めをしたくないので30日の夜勤明けの日に何か一本観て禊をしないとどうしようも無い位グダグダの出来栄えでして、公開して2週間も経っていないのに大コケしてしまうのが仕方ないと思えてしまう位の酷さでありました。


https://www.katsuben.jp/

3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年12月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031