【映画】『エンド・オブ・ステイツ』

テロ事件から世界を守ったシークレットサービスのマイク・バニング(ジェラルド・バトラーさま)は、過酷な職務のため満身創痍で、引退を考え始めていた。ある日、休暇中のトランブル大統領(モーガン・フリーマン御大)が大量のドローン爆弾に襲撃される。攻撃の最中意識を失ったマイクは、目を覚ますと大統領暗殺を企てた容疑者としてFBIに拘束されていた。

『エンド・オブ・ホワイトハウス』は鑑賞済みであったものの、二作目の『エンド・オブ・キングダム』未見の為、どうかなぁと思って三作目を拝見致しましたが、アマゾン・プライムビデオにて以前鑑賞した『ブラッド・スローン』が中々の出来だったリック・ローマン・ウォー監督の御蔭で予想以上に面白く鑑賞致しました。タフなマイク・バニングにも実は……と言う所が本作の要でして、久しぶりに登場の「あのお方」が登場するところで、激しいアクションの中にシミジミとした味わいがあって本作の質を一層高めております。
前作ではモーガン・フリーマン御大演じたトランブルが副大統領で登場すると言うことで、アマゾン・プライムビデオにあるので此方も観てみる予定であります。本作の中で光っていたのは敏腕FBIの女捜査官トンプソンを演じていたジェイダ・ピンケット＝スミス姐さんでありまして如何にも「仕事出来ます」オーラが炸裂しているのが買いであります。あと後半は犯人との一騎討ちになるのも良いし、彼が放った最後の一言が実に泣かせます。これも劇場で観れて良かったと思えた一作でした。

http://end-of-states.com/