【映画】『午前0時、キスしに来てよ』

高校生の花澤日奈々(橋本環奈御嬢様)は超真面目な優等生で、おとぎ話に登場する王子さまのような男性との恋愛を夢見ては悶々としていた。ある日、映画の撮影で国民的人気スターの綾瀬楓(片寄涼太さま)が日奈々の通う高校を訪れ、彼女もエキストラとして撮影に参加する。日奈々は、楓が女子高生たちのお尻ばかりを眺めている姿に驚くが、次第にスターぶらない彼のことが気になり始める。一方の楓も、実直な彼女に思いを寄せる。

この映画、完全にノーマークでしたが、観て見てビックリ！ちゃんとした「映画」になっております。主演の橋本環奈御嬢様が美人過ぎて、普通の女子高生には見えないのと、国民的大スターと言う設定の片寄涼太さまの超絶大根ぶりが目についてウザイのを除けば実に良い映画であります。古くは『ローマの休日』から身分の差のある男女の恋愛話をリアルにしたのは徹底的なロケハンの努力と脇を固める遠藤憲一御大と新星の眞栄田郷敦さまの魅力に寄るところが大きいのであります。日奈々の同級生の、あーちゃんという実家が花屋さんの設定なんですが劇中に彼の姿が映る度に惹きこまれてしまい、家に帰って検索してみたら何と千葉真一御大の息子さんだったんですねぇ。道理で華があるわけだわ。
橋本環奈御嬢様も、栗色の瞳が美しい美少女ですが、女優としての基礎が座っていて、将来的には国生さゆり姐さんや、小池栄子姐さんあたりのポジションに就くんではないでしょうか？

食わず嫌いは損をすることを身につまされた一本でありました。

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