ある日、未来から来たターミネーター“REV-9”(ガブリエル・ルナさま)が、メキシコシティの自動車工場で働いている21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス御嬢様)と弟のミゲルに襲い掛かる。ダニーとミゲルは強化型兵士のグレース(マッケンジー・デイヴィス御嬢様)に救われ、 何とか工場から脱出した。そして彼らをしつこく追跡するREV-9の前に、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン姐さん)が現れる。
幾つかの設定上の穴はあるけれども、自分的にはこの作品決して嫌いではありません。『ターミネーター』と言う一本の映画によってカリフォルニア州知事にまで導かれた男と遂に呪縛から抜け出せなかった女の話と言う「映画の外」の事を考えると実にシミジミとした味わいがあるのです。今迄、アーノルド・シュワルツェネッガーは嫌いでしたが、本作を観ると前にあったような脂ぎったところが無くなって、良い意味で枯れて来て味が出て来たなぁと思いましたし、リンダ・ハミルトン姐さんもこれで思い残す事は無いと言う感じで踏ん張っておられます。
この映画を観て一番ビックリしたのが、エドワード・ファーロングさまをこんな形で使ってしまうのかと言う事と、今回の実質的なヒロインを演じたグレース役のマッケンジー・デイヴィス御嬢様のカッコ良さでして、これから伸びしろがある女優さんに育って欲しいなぁと思ったのでありました。
http://www.foxmovies-jp.com/terminator/index.html
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