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2019年10月15日03:05

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【映画】『春画と日本人』

2015年に開催された日本初となる大規模な春画展の開催までの道のりを追ったドキュメンタリー。15年9月、東京の小さな私立博物館・永青文庫で開幕した春画展は、国内外で秘蔵されてきた貴重な春画約120点を一堂に集めて展示し、3カ月の会期中21万人もの来場者が訪れる大成功を収めた。しかし、展覧会開催までの道のりは平坦なものではなかった。当初、ロンドンの大英博物館で開催され、成功を収めた春画展の日本巡回展として企画されたが、東京国立博物館をはじめとする国内の公私立博物館20館への打診がすべて断られ、小規模な私立博物館での開催となった。海外では美術品として高く評価されている春画の展示が、なぜ日本ではスムーズにいかないのか。なぜ21万人もの観覧者が訪れたのか。この展覧会を大成功へと導いた人々を追いながら、春画と日本人をめぐるさまざまな謎に迫っていく。

ハイ。大変お待たせ致しました。この映画をポレポレ東中野にて鑑賞したのが10月7日の丁度一週間前です。大変な反響を引き起こした春画展ですが、大英博物館での開催から巡回展を行うと言う企画がありながら話を持ち掛けては二言目には「ウチではちょっと……」と断られ続け、昭和天皇をイッセー尾形さまが演じた映画『太陽』の上映が銀座のシネパトスと言う地下鉄の音が響く映画館で上映されたのを彷彿とさせるお世辞にも交通の便が良いとは言えない目白の永青文庫で開催されたというのが印象に残っておりますが、来場数が21万人でその内訳は女性客が55パーセント。そして販売当時4000円した図録を5人に1人が購入し、最終日は入場迄70分待ちの大混雑で、最後の入場者が入って会場を閉めたのが21時でしたが、誰一人クレームを付ける人が居なかったと言う驚愕の真実。

この映画を観て初めて知ったのは渋谷にある東急のヒカリエで開場寸前迄行ったのに惜しくも流れてしまった事や、研究者が無修正の春画論文を掲載したことにより、春画は、直接的な性表現がなされていることから、刑法175条に該当する「わいせつ図画」であるとされた(最高裁昭和48年4月12日判決〈国貞事件〉)。
それから紆余曲折を経て学研から一冊当たり20万円もする販売冊数限定の無修正の「春画大全」みたいな豪華本が出て、今は春画に関しては「出版」に限って言えばフリーパスで通れるようになった。しかし、現物の展示となると……と言う事で桜田門の警視庁から企画の段階で内々に打診が入ったりと波乱万丈の末公開に漕ぎつけるのですが、その話の面白い事。

その辺の事情に関しては弁護士の園田寿先生が寄稿されているので貼り付けておきます。

「文化的価値があるかどうかは〈警察〉が判断しますー春画とわいせつー」
https://news.yahoo.co.jp/byline/sonodahisashi/20151021-00050679/


色々なタブーがある中で、それは「明治」から始まったという展開になり江戸時代までは大らかだった性の問題が「恥ずかしいもの」として対外国からの世論を気にした明治政府のお偉いさんが次から次へ禁止令が出されて現代に至っているという話。

今年になってやっと銀座のシャネルネクサスホールにて「ピエール・セルネ&春画」展が入場無料の上、待ち時間無し接客が神対応で素晴らしかったのがありましたが、小規模ではありますが「春画」に関しての展示の自由も少しづつ門戸が開かれているものと信じたいところでございます。


https://chanelnexushall.jp/program/2019/shunga/
(ピエール・セルネ&春画展)




https://www.shungamovie.com/
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