mixiユーザー(id:1471688)

2018年01月27日08:36

191 view

【美術】「ヘレンド展 皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯」

皆様、お今晩は。パナソニック汐留ミュージアムにて3月21日迄開催中の「ヘレンド展
皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯」に行って参りました。その感想です。


ヘレンドとは、ハンガリーの首都・ブダペストから南西に約110キロを隔てた静かな村にある磁器製作所です。1826年に創設され、ハプスブルク家の 保護を受けて発展し、各国の王侯貴族に愛好されました。ハンガリーを代表する高級磁器窯として、今日に至るまで高い評価を得ています。「オーストリア 帝室・ハンガリー王室御用達」であったヘレンドは、19世紀後半、当時盛んに開催された万国博覧会へ積極的に出品します。万博での好評は、大英帝国の ヴィクトリア女王からのディナーセットの発注や、フランスのナポレオン三世妃ウージェニーの買い上げなどにつながり、名声を高めていきます。 本展では開窯初期の希少な逸品から、バロックやロココといった伝統的な様式を踏襲した名品に加え、中国や日本の陶磁器に学んだ東洋風の作品群、 そして現代の製品までおよそ150件、約230点※が一堂に集まります。ヘレンド190年余の歴史と、優雅で華やかな磁器の魅力をご堪能ください。

そんなに期待しないで行ったら、1月28日迄サントリー美術館にて開催中の「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」をも凌ぐ内容で何だか得した気分でありました。今回展示された作品を見ると明らかに磁器と言うものと金彩「ウエールズ」文龍飾りビアマグみたいに「陶器」じゃないの?と言う凝った細工のものがありましてその比較を一人頭の中で繰り広げているのも楽しかったです。
それにしても何だかんだと言ってもハプスブルク家の威光は大したものでしてフランスのセーブルと比較して遜色ない事に驚くのと共に、やはりと申しますか中国や日本の文様を模した作品も数多く展示されていて陶工さんの目指している方向性はどこかしら似通うものだと感心させられました。



https://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/18/180113/


2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年01月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031