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2018年01月06日06:39

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【美術】「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます」展

皆様、新年明けましておめでとうございます。2月12日迄東京ステーションギャラリーにて開催している「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます」展に行って参りました。その感想です。


テーマの展開を鉄道の一路線にみたて、始発駅を〈鉄道絵画〉とし、一駅ごとにテーマを変え、終点〈ピカソ〉に至るという構成で、30年間少しずつ収蔵を続けてきた当館のコレクションを初めてまとめて公開します。
まずは始発駅〈鉄道絵画〉からの出発です。東京駅から線路のある風景まで、日本画、洋画、写真、資料などを展示します。2駅目は鉄道がつなぐ〈都市と郊外〉。現在とは異なる東京の姿をうつす洋画、作家の記憶が再構成された作品、写実的な風景画など多彩です。3駅目は鉄道利用者であり運用者でもある〈人〉がテーマです。描かれているのは人でも、主題は別にあるのかもしれません。作り手が作品に込める意図の多様性を感じていただいたあと、4駅目では〈抽象〉的な絵画を紹介します。難しいと思われがちな抽象画も少し身近になるかもしれません。終点は“解らない絵画”の代名詞として誰もが知る〈ピカソ〉のさまざまな時期の絵画4点をご覧いただきます。
かつて当館で開催した企画展の出品作品、東京駅内にあるステンドグラスの福沢一郎による原画、一時休館中に開催した〈現代絵画の展望〉展シリーズや、2014年に開催した「東京駅100年の記憶」展に出品した作品、資料など、約100点を展示します。

実は去年最後に行った展覧会でして、アップが大幅に遅れてしまったのですが、内容がつまらなかったとかではなくただ多忙であった事と写真撮影可能な為、画像処理に手間暇が掛かって億劫だったと言うことで文字通り駅や汽車を始めとする鉄道絵画から抽象画迄実に幅広いコレクションでして伊達に30年間集めてきたのではないと実感した秀逸な展覧会でした。

写真撮影不可だったのですが、一番強烈に印象に残っているのは、ラインハルト・サビエ作の『自画像』とやはりと申しますか流石だと思ったパブロ・ピカソの初期の作品である『座る若い男』でありました。鉄道絵画編では長谷川利行の作品もあって驚いたのであります。



http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201712_picasso.html
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