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2016年10月20日12:23

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【美術】この展示を読むと”株式会社 明治”についてのエキスパートになれます「デザインの解剖展 身近なものから世界を見る方法」

皆様、おはようございます。21_21 DESIGN SIGHTにて来年の1月22日迄開催中の「デザインの解剖展 身近なものから世界を見る方法」に行って参りました。その感想です。



21_21 DESIGN SIGHT では、2016年10月14日より、企画展「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」を開催いたします。

私たちは日々、数え切れないほど多くの製品に囲まれて生活しています。大量に生産された品はあたり前の存在として暮らしに溶け込んでいますが、実は素材や味覚、パッケージなど、製品が手に届くまでのあらゆる段階で多様な工夫が凝らされています。それらをつぶさに読み解いていくのが「デザインの解剖」です。

「デザインの解剖」は、グラフィックデザイナーの佐藤 卓が2001年より取り組んでいるプロジェクトで、身近な製品を「デザインの視点」で解剖し、各製品の成り立ちを徹底して検証する試みです。本来の「解剖」が生物体を解きひらき、構造や各部門の関係、さらには条理を細かに分析していく行為であるように、ここではデザインを解剖の手段として、とりあげる製品のロゴやパッケージのレイアウトや印刷などのグラフィックを解析し、製品の内側の仕組みまで細かな分解や観察を重ねます。

これまでに「ロッテ キシリトールガム」、「富士フイルム 写ルンです」、「タカラ(現:タカラトミー) リカちゃん」、「明治乳業(現:明治) 明治おいしい牛乳」、「ISSEY MIYAKE A-POC BAGUETTE」などの製品が解剖され、それぞれ一般的に紹介されることのなかった部分が引き出されてきました。原料や製法、製品管理から流通に至る幅広い要素が掘り下げられることで、私たちが知っていると思いながら、知らない多くのことに気づくきっかけをもたらしています。また、佐藤 卓が教鞭をとった武蔵野美術大学 デザイン情報学科では教育プログラムの一環としても、身近な品々の解剖が続けられてきました。

本展では、これまでに蓄積されてきた解剖の成果を紹介するとともに、新たに「株式会社 明治」の5つの製品に着目します。参加作家には、様々な分野で活躍する若手のクリエイターを招き、子どもから大人まで楽しんでいただける展覧会を目指します。本展は、製品を取り巻く世界はもちろん、社会、暮らしとデザインの関係について、さらにはデザインの役割や可能性について、改めて深く考察する機会となることでしょう。

今回の展覧会では「明治」の『きのこの山』、『明治ブルガリアヨーグルト』、『明治ミルクチョコレート』、『明治エッセルスーパーカップ』、『明治おいしい牛乳』の5つのコーナーがありましてそれぞれの商品について原材料からネーミング、パッケージデザインに込められた深意、主に乳製品なので牛乳生産のプロセスなどホントに細かく分類していて全部習得したら明治の商品開発部員にでも為れるのではないか?と錯覚してしまうほどテキストが多い展覧会です。それにしても何で明治なのか?それについては説明が無い気がするんですが、この展覧会を観たあとだと明治の製品に関して親近感が湧くことは疑いようがなく、この展覧会が終ったら明治の広報にでも引き渡した方が喜ばれるのではと考えております。


どうでも良い話かもしれませんが、場所柄地元民らしき外人のお兄さんが多いのがこの展示会場での特色ですが、今回ネタが特殊だったのか日曜日の午後にしては外人のお兄さんの比率が低かった様でそれがちょっと心残りではありました。

http://www.2121designsight.jp/program/design_anatomy/
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