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2016年09月29日15:18

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【美術】入場無料にしては見応え十分な「台東区コレクション展」

皆様、お今晩は。東京藝術大学大学美術館にて10月16日迄開催中の「台東区コレクション展 -日本絵画の源流、法隆寺金堂壁画・敦煌莫高窟壁画模写-」に行って参りました。その感想です。


台東区では、これまで30年以上にわたって、東京藝術大学との芸術・文化交流の一環として若手芸術家の育成支援を目的に、東京藝術大学学生の卒業制作や同大学大学院生の修了制作の作品を収蔵しており、その作品群は区の貴重な文化的財産となっています。
これらの台東区が誇るべきコレクションの中から、「法隆寺金堂壁画」及び「敦煌莫高窟壁画」の模写作品を中心に、台東区長賞受賞作品や書道博物館が所蔵する法隆寺伝来の仏教美術、中国・敦煌出土の書などを展示いたします。

入場無料ってことでそんなに期待しないでついでに寄ってみたら質・量共に圧倒的なものでして敦煌や法隆寺の模写といえども原本が物凄いので十分過ぎる位見応えがあった展覧会でした。

そして書道博物館から持ってきた百万塔や、各種経文、そして現代美術で言えば油彩画では中井章人さまの『無意味な秘密を分かち合う』銅版画では木村遥名さまの『ヒエロニムスの回路』日本画では丸茂陸さまの『冬虫夏草』が一際印象に残ったのでございます。

地下で開催されている「驚きの明治工藝」展と併せてご覧願えれば幸いです。


http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/current_exhibitions_ja.htm
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