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2015年05月01日19:52

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【美術】「鳥の楽園−多彩,多様な美の表現」(中期)

皆様、お今晩は。6月21日迄宮内庁三の丸尚蔵館にて開催中の「鳥の楽園−多彩,多様な美の表現」の中期に行って参りました。(中期:4月25日(土)〜5月17日(日))


本展では,当館が所蔵する19世紀から現代までの作品を中心に,国内だけでなく,海外のものも含めて,鳥を主題とした作品の数々を紹介いたします。

美しい宝石のような羽を持つ鳥や力強く空を自由に舞い飛ぶ鳥の姿に,古くから人々はあこがれて吉祥の意を見いだし,その姿を描き,形作って,身近に飾ってきました。長寿の鳥とされたツルは,慶事の折には必ず登場します。また,神聖で高貴な鳥であるクジャクは,花鳥画の主要な画題の一つとして描かれ,近代にもその伝統は引き継がれました。そして,家禽かきんとして人の生活と密接に結びついてきたニワトリは,古代中国の伝説に基づく諫鼓鶏かんこどりのように泰平の図として表される一方,作家たちが実際にニワトリを飼って観察し写生することで,躍動感あふれる作品が生み出されました。この他,身近な小禽や水鳥,外来種のインコ,現代では絶滅が危惧されているライチョウなど様々な鳥の,多彩な表現をお楽しみください。

美術の世界に棲すむ鳥の楽園へようこそ。


東京に生まれ住んでいる人でも、此処の存在を知らない人が多くて実に勿体無い話だと思います。

大都会のど真ん中でお堀に囲まれ、運が良ければ宮内庁嘱託の白鳥さんに出会えるかも知れない大手門から入り、一分も歩かない内にその建物はあります。展示室一つだけの空間ですが、展示してある品物は宮内庁管轄を外れれば「国宝・重要文化財級」のものを多数保管・展示してある施設ですが、お庭を含めて入場無料。晴れた日にはお弁当を持って(ゴミは持ち帰って下さいね(^_^;))小旅行に行った気分になります。

中期には橋本雅邦先生の絵や高村光雲先生の彫り物等前期に負けず劣らず凄いお宝が並んでいて壮観でありますが、京都市より皇室に献上された鶴の置物がやたらと存在感をアピールしております。この機会に是非ご覧頂ければ幸いでございます。


http://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/tenrankai68.html

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