mixiユーザー(id:1471688)

2015年02月20日20:03

376 view

【本】如何にも108円の代表格 三浦展著『下流社会』光文社新書

皆様、お今晩は。三浦 展さまの『下流社会』
光文社新書を敢えて読みました。その感想です。


「下流」とは、単に所得が低いという
ことではない。コミュニケーション能力、
生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、
つまり総じて人生への意欲が低いのである。
その結果として所得が上がらず、未婚の
ままである確率も高い。そして彼らの中には、
だらだら歩き、だらだら生きている者も少な
くない。その方が楽だからだ。
「下流社会」とは具体的にどんな社会で、
若い世代の価値観、生活、消費は今どう変
わりつつあるのか。マーケティング・アナリ
ストである著者が豊富なデータを元に書き上
げた、階層問題における初の消費社会論。

ブックオフの108円新書コーナーには必ずある
本の類でして一読してみて、その理由が解り
ました。「下流社会」と銘打ちながら冒頭では
「上流へ売る方が利益率としては高い」と言う
主張から???となり、各種統計の羅列がある
かと思えば「いかにも」な分類付け。

正直な話、この本は如何にも108円の値打ちし
か無いと言うトホホさでして、「どこにでも
ある108円本にはロクなものが無い」と言う持
論を強化するに過ぎませんでした。

今度は「ワーキングプア」についての本に取
り掛かる予定ですがどうなることやら……
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年02月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728