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2015年02月20日19:13

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【美術】文句なしの素晴らしさ「ベスト・オブ・ザ・ベスト」

皆様、お今晩は。悪夢のような「ワシ
ントン・ナショナル・ギャラリー展」の
「お清め」で行ったブリヂストン美術館
の大回顧展「ベスト・オブ・ザ・ベスト」
が予想以上に素晴らしかったのでご紹介
致します。\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/


2015年5月18日より、ブリヂストン
美術館は休館して新築工事に入ります。
数年後には新たに生まれ変わった姿を
お見せすることになりますが、このた
びの展示は、休館前最後のものとなり
ます。創設者・石橋正二郎の収集から
出発する石橋財団コレクションは、
現在約2,500点を数えます。そのうち
約1,600点が東京のブリヂストン美術
館で管理されています。本展では、
そのうちのベストセレクション、
合計約160点をご紹介いたします。
当館のコレクションを特徴づけるのは、1
9世紀以降のフランスを中心とした
西洋近現代美術が、系統だってそろ
えられていることでしょう。印象派、
ポスト印象派から20世紀のフォーヴィ
スム、キュビスム、抽象絵画へ。
それらの影響を受けて出発、発展した
日本の洋画。さらに、第二次世界大戦
後の抽象絵画もご紹介します。
「ブリヂストン美術館といえば、これ」
という代表作があなたをお迎えします。
ぜひもう一度ご覧ください。


これだけ観れて800円は安い!と快哉を
叫んでしまう程清々しい展示でして、
悪夢のような展覧会を観たあとの一服
の清涼剤になりました。驚くべき事に
同じ作家のものでも、此方にある方が
ずっと引き立って見えるのが不思議です。

今回意外だったのはシスレーの作品で
初めて(・∀・)イイ!と思ったのと出会
えた事でして『森に行く女たち』は
純粋に惹かれましたし、ブリヂストン
美術館の回顧の展示の真向かいには、
アンフォルメル絵画の部屋をバンと置
いたその心意気良し!
今回初めて観たジャン・フォートリエ
の『人質の頭部』は強烈でしたし、白髪
一雄先生の『昏社』と『観音普陀落浄土』
も実に素晴らしい。

モデリニアーニの『若い農夫』も久々の
再見ですし、第八室がピカソの部屋とな
っているんですが『腕を組んですわるサ
ルタンバンク』は何度観ても傑作だと思
いますし『馬』と言う作品、実は初見で
すが今迄観たピカソの中で小品ながら一
番良いと思った次第。

3月31日からは青木繁の『海の幸』と
『わだつみろこの宮』と言う二大傑作
が登場するので改めて鑑賞してみたい
のであります。

悪いことは言わないから初めての人も
そうでない人も最後の「トリ」の展示
として存分に堪能して頂けるであろう
と思い強く推薦されて頂きます。

http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/

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