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2018年12月26日00:40

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「泣き虫王子」はそのままで 〜 悲願、叶えし時 〜

記事の写真の説明から…(賞金王の記事がmixiニュースに出るのこれが初めてじゃね?)

手に掲げるは1億の賞金目録、首から下げるはGP優勝者しか手に入れる事の出来ない「GPプラチナメダル」(これだけでも相当の価値)、そして黄金のヘルメット…

フォト



賞金王決定戦…優勝は、峰竜太(からつ組)。

ここまでの道程は平坦なものではなかった。彼の経緯を追ってみよう。

2009年に九州地区戦でG1初優勝。
2011年に初めてSGレースで優勝戦進出(尼崎の笹川賞)

若い時から豪快なレース運びで話題になり、CM起用された事も…
https://youtu.be/oqz6cZopNOg

このCMでなんと和田アキ子と共演、しかも和田アキ子にハグまでされた。後に地上波放送に峰竜太がゲストで呼ばれるくらいだ。「アッコにおまかせ!」とはこんな縁がある。


「賞金王に俺はなる!」
2012年の高松宮記念特別競走(G1・ボートレース住之江)で優勝し、インタビューで峰はこう叫んだ。賞金王の前哨戦とも言われる大会で優勝したのだから…
しかし、それからが苦難の道だった。

その年の賞金王出場も決定戦には進めず…

翌年から悪夢が始まった、僅かなミスが積もり賞金王本戦出場はならず。フライングでグラチャン欠場、若松オーシャンでは優勝戦でキャビテーションを起こし振り込むミスターンで下位に沈んだ…(今回の決定戦での岡崎恭裕みたいなミス)
敗戦後、人目も憚らず号泣する峰の姿があった…あまりの悔しさに溢れた涙だった…
上のどっちかでミスが無ければ、この年の賞金王出場は当確だったのに…悔いの残るシーズンだった。

2014年、本当の悪夢が峰の行く手を遮った。
記念すべき第1回ヤングダービー(PG1・ボートレース戸田)優出1号艇で向かえたこの勝負…しかし…
https://youtu.be/PEjPURuaBNw

悪夢のフライング返還欠場…返還額は約5億9000万円…この前にからつの盆開催優勝戦でも、彼はスタートで前付けをされてフライングをしていた…同じ状況下で2度もやらかしてしまう。
これによりF2(90日の強制お休み)、そしてG1優勝戦Fペナルティ「F休み明け6か月間の、G1G2選出除外」を受けてしまった。

それでも2015年は彼にとっての最大のチャンスがあった…なんとかSG戦線へ戻ってきた峰にとって、SG取りは悲願でもあった…

第61回ボートレースメモリアル(SG・ボートレース蒲郡)優勝戦
https://youtu.be/j6dlEHCpf-o

盟友の篠崎元志(福岡)とのドッグファイトを展開するも、勝てず…
メダル授与表彰台でまたも悔し涙を流してしまった。「いい歳して泣かないの!」という声も上がってしまっていた…

翌年もFトラブルが起こってしまった…
第21回オーシャンカップ(SG・ボートレース鳴門)
予選トップ通過で12R出場、勝てばSG制覇がぐっと近づくはずだった…しかし…
https://youtu.be/iLQYk7hyExg

またしても同じ手でやらかしてしまう…前付けしてきた田中信一郎(住之江)と共にフライング返還欠場…
準優Fペナルティとして「F休み明け3ヶ月間G1G2選出除外」…そしてSGには更なる仕置きがある。「以降4節のSG競走選出除外」…たとえ出場権を持っていたとしても権利が剥奪されるのだ…

それでも腐らずに、走り続けた。前の年から「年間最優秀勝率」を取っていたのは脅威だった。

2017年、やっと報われる時が着た…
なんと前年フライングに散った開催での栄冠だった…

第22回オーシャンカップ(SG・ボートレース丸亀)優勝戦
https://youtu.be/M2hxS46RDSQ

舟から降りた峰は号泣していた、やっと掴んだタイトル…
インタビューでは「もう泣きません!」と誓っていたが…

第33回賞金王決定戦 決定戦競走(SG・ボートレース住之江)
https://youtu.be/366bk2-MB0o

そんな男がやっと掴んだ最強の称号、「賞金王」
今年の峰は強かった、出場したSG全部で準優勝戦に進んでいるのだから…
どんな時でも貪欲に着を取る、一つでも上を目指す。その走りが狂気に支配されていても、攻め続けるしかない。
トライアル2nd第3戦ではその持ち味を活かした走りを披露、これが賞金王を取れた最大の要因ではなかろうか…
https://youtu.be/4VQkbHadZfY
イン断然有利の住之江でこれである、ぐっと勝利を引き寄せた。
そして、その結果「4年連続年間最優秀勝率」という数字にも現れているのだ。


おめでとう、峰竜太…レース終わり、真っ先に駆けつけたのは直参の弟子、山田康二と上野真之輔だった。
弟子もいい感じで成長している、目標とお手本がこんなに身近にいるのだから。

佐賀、からつ上瀧組…全国制覇達成!上瀧和則もこれには喜んでいるだろう。



峰竜太が悲願のグランプリ初制覇!賞金1億円ゲット
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5432358
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