今日照ノ富士が幕下で全勝優勝をしました。
断トツな強さの白鵬を脅かす存在として横綱に間違いなくなると思っていた照ノ富士が負傷を推して無理して出場、怪我を悪化させ大関を陥落して2年以上の時が経過しました。
記録を見ると6場所連続で負け越し、4場所休場で序二段まで位を落とし、そこで全勝その後三段目幕下で三場所6勝一敗できて今場所10枚目で全勝優勝して10両復帰、関取を確実にしたわけです。
大関を張った力士が序二段にまで落ちて、やめずにとり続けたというのは大相撲に人一倍思い入れがあるのではと思います。
たまに見る取り組みでの照ノ富士は大きく強さはずば抜けてはいますが、両ひざの大きいサポーターがいまだに痛々しいです。
巨漢の力士の増加とガチンコ至上主義の今、負傷への公傷制度は再考すべきと思います。
上位でより強い力士と対戦した時に、本来の力が出せるかどうか、まだ20代ですし、是非横綱を目指して頑張ってほしいと思います。
今場所は休場が多く、二日目に信じられないポカで白鵬が黒星、そこで白鵬はスイッチが入りました。
横綱らしさより勝つ相撲、最近あまり出さなかった張り差しを多用して、他の力士の出足を止めてしまいましたから独走は当然と思います。
朝之山、貴景勝、阿炎が頑張っているので来場所以降は期待できると思っています。
炎鵬、石浦といった小兵力士の頑張りも土俵を盛り上げています。
ログインしてコメントを確認・投稿する