「居眠り磐音」
松坂桃李が想像以上に侍になっていました。
前半は月代でしたが違和感なく、後半の浪人となってからは、今の彼風になっていてそれも十分に侍でした。
殺陣はベテランに頼らず若手だけでしたが、さすが役者さんで見事な殺陣になっていました。
芳根京子さんとの恋愛も悲劇ですが、女性の生き方として納得できるつくりになっています。
ただ容姿が幼いのでちょっと無理あるかなという感じでした。
木村文乃さんは松坂桃李に揺れ動く女心を上手に表現しています。
悪役がいかにも悪役然としていてベテランを配したのは時代劇として成功でした。
ピエール瀧の不祥事で公開すら危ぶまれましたが、奥田英二が代役を見事に演じ切ってくれたのはさすがでした。
3人の若者が主役で物語は始まるのですが早々に二人は死んでしまいますが、青春物語として成立していました。
久しぶりに上質な時代劇を見た気がしました。
「名探偵ピカチュウ」
竹内涼真が声優というのに惹かれて、生まれて初めて映画館で洋画を日本語吹き替えで見ましたが、その試みは成功とは言えませんでした。
渡辺謙さんも日本語で、吹替と思いきやご本人だったようです。
テレビで見ている感覚となってしまい映画館で見ている気分になれませんでした。
ピカチュウはぬいぐるみそのものですが、実によくできていました。
街中を人とポケモンが共生しているシーンはとても夢がありました。
街中を歩くポケモンたちはかわいくて、最近やっていないポケモンをまたやって見たくなりました。
久しぶりに映画をはしごしましたが思ったより疲れることなく楽しむことができました。
次は空母いぶきを見る予定でしたが、佐藤浩市騒動で行くのはやめました。
内容の良し悪しでもめたのなら行ったかもしれませんが、彼の言葉は作品をバカにしているようで見に行くことをやめました。
次はゴジラ キング・オブ・モンスターズを見る予定です。
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