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2020年03月31日11:15

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マニラの事故について

事情により、本日は自宅で待機しているところです。

先日起きたマニラの事故が非常に気になっています。昔これに関わる仕事をしていたので。

海外で負傷・疾病で治療を必要とした場合、現地の医療水準が十分ではないと見なされれば、入院がある一定の日数を超えると、医療水準の高い第三国ないしは本国への緊急医療移送の費用が海外旅行保険で補償され、保険会社と提携している業者によって移送が手配されます。

で、これがピンキリで、たいていは車いすで民間航空機に搭乗し、付き添いで看護師が同行するものがほとんどですが、症状次第ではストレッチャーによる移動が必須な場合、民間航空機に簡易のICUを設置して搬送する場合(当方が従事していた頃では欧州の2つの航空会社がこの技術と設備を用意していたのを覚えています。その他の地域では幸か不幸か案件を扱う機会がなかったのでよくわかりませんが、日本の大手3社は-当時-対応不可でした。何しろ酸素ボンベを搭載するのでよほどの安全基準をクリアしないとできない)、そして今回の事故のように、医療専門のチャーター便で帰国するといったものがあります。

因みに費用ですが、通常の航空運賃、付き添い医療スタッフ(医師・看護師)等の日当、地上移動手段(介護タクシーや民間救急車)費用、付き添いスタッフ全員の運賃、食事や宿泊費用の他、ストレッチャーで帰国や簡易ICU付き民間航空便で帰国の場合は空港内での非常入出国手続き(通関、入国審査、検疫の事)費用が掛かります。加えて航空運賃も別途複数の人間分⇒場合によっては席を複数潰すのでその分運賃がかさむことになります。
さらにチャーター機利用の場合は航空機運航費用だけで莫大なものになります。何せ航空機一機を小さいものとはいえ飛ばすとなると、フライトプランの策定から運行するためのクルーの日当、燃料費、整備や空港使用費用等馬鹿になりません。軽く千万円単位が掛かります。

で、今回の場合なんで目的地が日本になったかというと、一つにはアジア方面で医療水準の高い国として認められているのが、日本とシンガポール位という事ではないでしょうか。ヴェトナムやタイ、フィリピン、中国(両方)は当方が勤務していた当時は対象外でした。(ただし今はどうか知りません)あと、患者)(カナダ人?)がある程度回復して帰国となった場合を考えて、目的地が日本になったのではないかと思います。

今回の事故ですが、複数のwebサイトなどを見ると、離陸に失敗して地上に激突して炎上した(多分医療用の酸素に引火したのでしょうか)らしいという事に加えて、昨年の9月にこのチャーター便運航会社(Lion Air)の医療搬送機が墜落事故を起こして9人が死亡していたということで、何かしら嫌な予感がしています。

■羽田行きチャーター機、マニラ空港で炎上 8人死亡
(朝日新聞デジタル - 03月29日 23:24)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6027012
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