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2019年08月23日20:50

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【第44期碁聖戦五番勝負第5局】

■羽根九段がタイトル奪取=囲碁・碁聖戦
(時事通信社 - 08月23日 19:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5759781

羽根直樹九段が許家元碁聖に挑戦し2勝2敗で迎えた第44期碁聖戦五番勝負第5局【主催:新聞囲碁連盟】が、8月23日に東京都市ヶ谷「日本棋院東京本院」で行われた。
結果は、150手まで白番の羽根が中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を3勝2敗で、8期ぶりに2度目の碁聖に復位した。
終局は18時19分。
持ち時間4時間のうち消費時間は、黒番の許が3時間59分、白番の羽根が3時間56分だった。

● 許碁聖、九段昇段を逃し無冠転落 ○
https://www.kyodo.co.jp/igo-shogi/

許碁聖は結果的に出だしで躓いたのが響いた。
やはりストレートでカド番へ追い込まれてからの逆転というのは簡単ではないという事を見せ付けられた形となった。
このシリーズへ突入するまでに番碁を打っていればまた違った展開も有った様に思う。
相手の羽根九段はタイトル戦の経験は十二分に積んで来ているので経験の差が出た部分も有ったかもしれない。
ここ最近の成績を見ると三冠が狙える状況だっただけにこの敗戦が天元戦と王座戦へ悪影響を及ぼさない様にしなければならない。
タイトルを守るというハードルをクリア出来なかった許碁聖は無冠の返上を懸ける年末の戦いへ臨む。

一方の羽根九段は見事な復活劇だった。
流れ的には2連敗だったので、苦しい状態だったかもしれない。
しかしながら、最終局で見事に踏ん張ってタイトル奪還に成功した。
張名人の復活が大きな刺激になった様に思う。
ここ最近は井山四冠を筆頭に若手実力者組に押されてタイトル獲得を阻まれ続けていたので、我慢の状態が続いていた。
四天王の復活劇は山下九段や高尾九段へも波及していくことを期待したい。
これで、この棋戦は2期目の碁聖位となり、七大タイトル獲得総数が9期となり二桁乗せへリーチとなったので、来期は大きな防衛戦を迎える事になった。
張名人と山下九段の二人が既に達成済みなので、後に続きたいところだ。

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