裏表紙の紹介に、いや?この説明は違うと思い、でもすごく面白く読んだ本。
ベルタがすごく理性的にふるまい、でも結婚した時には自分は何もわかっていなかったと反省するところがより凄い。
対する王はベルタよりベルタの父との方が年齢が近いのだが、完成しているベルタの父と違って、ベルタとの結婚で王として成長していく。
斜陽の国の滅びを先延ばしにするために王は努力しているのだが、ほとんどの貴族は理解していない。その代表格が正妃マルグリット。
そう育てられたのだから仕方ないのだろうが。この王国の将来をいろいろ想像した。
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