クスノキのことだけはファンタジーだが、後は普通に現代もの。これは「ナミヤ雑貨店の奇蹟」系だと思った。
主人公の玲斗は本人が思っているほどダメな青年ではない。不運な生い立ちでついやっちゃったけど。彼が千舟に教育?されていくうちにだんだん考え深くなっていく様子がすごく良かった。
若者らしいややおっちょこちょいの部分もあるが、だからついつい関わっていくのだし。
最後に千舟について踏み込んでいく玲斗にはらはらしたが、それで良かったんだよね。
二人が出会ったことは、二人ともに幸せなことだった。
当市の図書館が今月から再開した。
椅子が撤去され立ち読みしかできないが、貸し出し返却は通常通り。
リクエストや予約していた本。3月一か月分をまとめて受け取ってきたが、すべて「この資料は予約者が続いています」の紙が挟んであった。大変だ!
最初にこの本から読んだ。
多分これは後に続いている人が多いので。
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