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2020年03月31日14:35

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本「神狼記昔語り 白狼綺伝〈4〉狼の黒い旗 」 斉城 昌美

アシュラウルは今までずっと自分は人間でも神でもない、いったい何者なんだろうと悩んでいた。
だがこうなって自分は半神なのだ、神であり人間という他にはいない存在だと思い定めた。
神なら人間の争いに介入することはない。もし介入してしまえば多くの人間や動物がすむ一つの国を壊滅させてしまう力をもつから。
だがただの人間には、獅子王ダリュワーズの後ろ盾になっている妖魔の王バシュマハドに対抗することは出来ない。
半神のアシュラウルだけが出来ることを成す決心をした。
しかしそれは人として生きる望みと決別することだった。


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