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2020年03月30日14:30

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本「神狼記昔語り 白狼綺伝〈3〉獅子王の毒」 斉城 昌美

今回の主役はマウリシスと言って良いかもしれない。
名家の三男坊で政治的な役割を期待されず、大公の下の息子の側近という気楽な立場。
彼が今まで思っても見なかった親兄弟のドロドロした暗い状況を知る。
気楽な若者から、闇を知りその上で光を忘れない思慮深さを得た大人になった。
彼の素直さは期せずしてアシュラウルにとって癒しになったのではないかな。
なぜならついにアシュラウルは一線を越えたから。
戦いにクィル・ヴォルが力を貸さざるを得ないよう仕組んだのだ。
父の定めたことを破った。もう進むしかない。


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