東の大陸に居続けることには耐えられないと、ベノウィックだけを連れ二頭の神馬と船に乗り、大海を渡ったアシュラウル。
アシュラウルを気にかける義理の叔父神クウィル・ヴォルが船を導き迎え入れた。
クウィル・ヴォルの庇護は意に染まぬはずだったのに、アシュラウルを癒してくれたのは叔父神だった。
過去を捨て二人と二頭で西の大陸を気ままに旅するはずだったが、そううまくいくわけがない。たちまち争いに巻き込まれてしまう。
ただ、血なまぐさいのだがなんとなく読んでいて気持ちが楽。
これはアシュラウルにとって柵がないからだろう。
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