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2020年03月27日14:04

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本「神狼記昔語り 白狼綺伝〈1〉魔術士の貌 (C・NOVELSファンタジア) 斉城 昌美

東の大陸に居続けることには耐えられないと、ベノウィックだけを連れ二頭の神馬と船に乗り、大海を渡ったアシュラウル。
アシュラウルを気にかける義理の叔父神クウィル・ヴォルが船を導き迎え入れた。
クウィル・ヴォルの庇護は意に染まぬはずだったのに、アシュラウルを癒してくれたのは叔父神だった。
過去を捨て二人と二頭で西の大陸を気ままに旅するはずだったが、そううまくいくわけがない。たちまち争いに巻き込まれてしまう。
ただ、血なまぐさいのだがなんとなく読んでいて気持ちが楽。
これはアシュラウルにとって柵がないからだろう。


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