ラバルタという国が嫌いだ。「国に不満はあるけれど国民はいい人たち」というケースもあるが、庶民を含めた国民も嫌いだ。
差別や偏見は人の業で、いつでもどこでもある。
でも見下しながら恐れ、虐げながら利用し、しかも遺伝とかではなく誰でもそういう子を産むことがあるにもかかわらず、自分の子でも忌避する。生まれてすぐには分からないのでしばらくは愛して育てたはずなのに。
もう、最低。と、思わせるということは、この小説かなりうまいのではないかな。
レオンには最初から好感を持った。
これ一冊丸ごとゼクスの成長物語。ゼクスも好きだ。
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