クイント・ギター Ver.018　製作報告　第四話

ビータギタラーズ　ギター作成ブログ
クイント・ギターVer.018　セミアコースティックギター

前回
http://vitaguitalas.blog101.fc2.com/blog-entry-609.html
は、ボディ加工でした。


連載第4回目の今日も、引き続きボディ編です。

前回の予告通り、
今回は「Eホール」の巻。

第1回のコンセプト編
http://vitaguitalas.blog101.fc2.com/blog-entry-607.html
に書きましたが
この「穴形状」は、オーナーの特別なコダワリ。
加工に進む前に、オーナーと打ち合わせをしました。



右が、ビータギタラーズのFホール。
ミリンジェ、クイントシリーズ、全て共通です。
左が今回のデザイン、「E」。
（コンセプト編でも書きましたが、ホントに「E」で良かった。）

小さいハートが一工夫です。

既存のギターに、型紙を乗せてみたり


今回のトップ板に、型紙を乗せてみたり


の、やりとりを経てOKしてもらいました。

糸鋸盤で切って、整形。


この「糸鋸盤で穴を切るシーン」は、YouTubeに動画があります。
https://youtu.be/Snf5YUGee1A
（動画は完成まで紹介しています）
ぜひご覧ください。

…海外から「かなり慎重に切ってるね」ってコメントされたことがあります。
うん。失敗が怖いからね。

穴は、尖った部分が折れやすいので、
裏（ボディ内部側）から補強します。


他にも補強（梁）を貼って
全体的には

こんな感じ。

連載2回目
http://vitaguitalas.blog101.fc2.com/blog-entry-608.html
に書いたように、
トップの接着面にもローズウッドの薄板を貼ってから、
ボディにトップ板を貼ります。



これでボディが箱になりました。


今回は、ここまで。
次回も、ボディ加工の続きです。

引き続き、ご愛読よろしくおねがいします！


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