mixiユーザー(id:1428010)

2020年02月20日01:50

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日本近代文学館にて。

駒場公園内に日本近代文学館がある。
企画展で「詩のありかに触れるささやかな試み」というのがあった。
詩、短歌、俳句もその中に含まれている。
それを動機や場面、切り口などから詩をさぐる。
結構難しいので表面だけされさらと読んでかえってきた。
たとえば,高村光太郎の道「道程」は誰もが知っている、九行の

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため


が初版では102行のとてつもない長い詩だったことや
橋をテーマにしたときのそれぞれの見方がまるで違ったりして面白い。

ちなみに長いのがこちら。
https://ja.wikisource.org/wiki/%E9%81%93%E7%A8%8B

コラムに
詩を書くにはそれぞれの詩人がその心得みたいなのをよせている。
傑作だっつたのは、
ある女流詩人の言葉に(名前は忘れた)
「女はぐれてみないと詩が書けない・林芙美子」
「女は後家になったはじめて詩が書ける・深尾須磨子」
「女はあんぽんたんやうっかりひょんでないと詩は書けない・私」とあった。

う〜ん、俺も半分グレてるようなもんだし、後家ではないが男やもめだし
あんぽんたんやうっかりひょんだから詩が書けそうだが書けない。
そうか俺は男だからか、
かけるのは、し、に‘‘つまり生きはじ(恥)ならかけるかももうやだ〜(悲しい顔)

https://www.bungakukan.or.jp/cat-exhibition/cat-exh_current/12240/

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