埼玉県秩父を舞台に、「あかね」と「あおい」の姉妹と、「現在の慎之介」と「13年前の慎之介」の、4人(?)の複雑な関係を描いたSF青春恋愛ストーリー。
これだけだと訳がわからんと思いますが、一行に要約するとこんな感じです。
主人公あおいはプロのミュージシャン志望のベーシストで、作中で演奏シーンがあるのですが、劇場の音響で音を聴いていると、なかなかの聞き応え。
作品冒頭で弾いていたのは、ゴダイゴの名曲「ガンダーラ」w
今時の十代の選曲にしては渋い…。
とてもリアルな描き方で、実際に人間が弾いているようで見ごたえがありました。
この作品のテーマは、「夢と現実」。
登場人物がプロのミュージシャンに憧れ、希望と現実の違いのギャップに揺れて、打ちのめされ、新たに立ち上がる姿を描いています。
味付けはファンタジーですが、何かを目指した事がある人なら、きっと心に響くものがあると思います。
そういう意味で、「アニメは子供が見るモノ」だと思っている大人にも見てもらいたい。
笑えたり泣けたりして、見ていて気持ちいい作品でした。
面白かったw
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