「君の名は。」の新海誠監督の最新作。
家出をして東京へ出てきた主人公の帆高は、どんな悪天候でも、たちまちのうちに晴天に変える力を持つ少女 陽菜と出会う。
2人は陽菜の力を使って、依頼者の願い通りに「晴れにする」仕事を始めて一躍脚光を浴びて成功する。
しかし、その力には秘密があって、やがて大事件へと発展してしまう…。
緻密で繊細、滑らかな動き、映像がとても美しい。
特に「雨」を始めとする天候の描写がリアルです。
「湖に匹敵する水がある積乱雲の中には、独自の生態系が存在する」というセリフには、思わず想像力を掻き立てられました。
RADWIMPSによる音楽は、映像と絶妙なコンビネーションを発揮していて、作品のシーンをとても魅力的にしていて楽しい!
正確な定義とは異なるものの、音楽によって躍動感や高揚感が得られるという意味で、これは「ミュージカル」と言っても過言ではないと思う。
ひとつだけ苦言を申し上げるならば、ストーリー展開が容易に想像できるところ。
それぞれのシーンが「どこへ向かうのか」を暗に示していて、ゴールがどこにあるのか?が目の肥えた観客には想定できてしまうんです。
「ゴールはどこか?」は書きません。
新海誠監督は、それをわかっていて、あえてやっていると思いますが…。それがいいんです。
湖池屋のポテチ(青海苔味)と貝割れ菜を使ったチャーハンが、とても美味しそうでした。
チラッと出て来てました、瀧くんと三葉、そしてプリキュア?…w
DVDが出たらレンタルで…?
そんなことを言わずに、ぜひ劇場で見て欲しい。
個人的に、予想を裏切られない楽しい作品でした^ ^
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