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2019年12月10日18:12

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みくちゃん

「石川啄木の過程」
(家庭 ではない)
著者 新木安利

にみり 「ただいまー」

やっと 帰ってきた。
が、友達の みくちゃんが一緒だ。

今日は 習字があるが、これじゃ なかなか行かないな。
今日が最後の「じじ飯」だが、
ほらね、余計、夕食の時間なんて読めないんだよ。

私の手元を見て、

にみり 「あ、石川啄木」

私 「習った?」

みくちゃん 「ちょうど 授業でやったとこ」

にみり 「啄木の子供が男の子で すぐ死んじゃった、と先生が言ったら 男子が よっしゃ!! と言ったんだよ。男子って馬鹿だよ。」

(小学生の頃の男子と女子の関係は、いつの時代も変わらない🤣🤣)

私 「昔は子供は育ちにくくて、7歳までは神様のもの と言ってたくらいなんだよ。それどころか 啄木本人も26歳までしか生きられなかった。 自分の母親からうつされた肺結核でね。 東北の岩手県の人だけど、最後に啄木が住んでいたのは ここ文京区 小石川で 「啄木 終焉の地」 として 図書館のそばに記念館があるよ。 今は 有名な人だけど 生きている間は 貧乏でね、まわりの人に 1万貸してくれ、5万貸してくれ、3万貸してくれ と借金ばかりしてた。」

にみり と、みくちゃん 目がまん丸あせあせ

私 「小説家になりたかったけど 作品はさっぱり売れなくてね、死んだ後に 奥さんや、啄木の才能を信じて たくさん お金を出してくれた友人が出版した歌集で人気が出たんだよ。 そうそう啄木と同じ岩手の出身で 同じ学校の後輩で もっと 二人がよく知ってる人がいるよ」

二人 「えーーー 誰? 誰?」

私 「ヒント 銀河鉄道の夜 」

二人 「あーーー 誰だっけーーーー」

私 「電信柱がねえ、ドッコ ドッコ ドッコ と歩いて来るの、そういう独特な擬音が得意な人だった。 (確か 風の又三郎) 桃が カプカプ 流れて来る(やまなし)とかね」

二人 「えーーー わかんないよー」

私 「うーん じゃあ 注文の多い料理店」

みくちやん 「あ、ええと みやざわ・・・宮沢賢治!」

正解exclamation ×2

先日、「ブラタモリ」 で 花巻市をやっていて、宮沢賢治の作品の舞台となった場所も詳しく紹介していて、とても興味を惹かれた。

来年の夏は、 きっと花巻市に行こう目がハート

りんご 私は 啄木の歌集では、有名な
「一握の砂」 より 「悲しき玩具」の方が好き。

ブドウ にみりに 河口湖のマンションの事を 「カプカプのお部屋」 と教えてきた。
いつ、 宮沢賢治の 「やまなし」という作品と「山梨」を掛けている事に気づくかなあ。
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