なんですか、キムチの起源はうちにあると中国が言い出したせいで、韓国がむきになって、いやあれはうちのオリジナルやと主張してるとか。
そんなもん、どうなとよろしいやん。
元をたどればなんなと中国に行き着くのはむしろ自然なことなんやし。
しかしそれはそれとして、キムチってのは日本では比較的新しく使われるようになった言葉なんちゃうかな。
そもそも、昭和の頃はいまほど普通に家で食べたりしなかったし。
子供のときは見たことすらなかった。
中学生のとき、母ちゃんがどっかの店で見つけて買ってきたのがファーストコンタクト。
その頃は袋にも朝鮮漬けと書いてあった。
それがキムチの言葉と共にこんなに一般化したのはなんでなんやろ。
王将ちゃうやろか。
昔から王将にはキムチがあった。
でも、王将自体はいまほどあちこちになかった。
昭和50年代も後半に入ってからのはず、郊外にファミレスタイブの大型店舗が次々出来だしたのは。
週末は家族で王将ってのは普通の光景に。
そこで初めてキムチに触れた人が多いのではないか。
父親がビール飲みながらつまんでるのをちょっとわけてもらい、なんやこれ、辛いうえニンニク臭いやんなんてね。
しかし、辛さと臭さは中毒性があるので、何度か口にしてるうちちにはまっていき、やがて家でも食べられるようになった
韓国の食べもんで朝鮮漬けと言われていたものがなぜだか中華料理の王将で出されるようになり、違和感のなさから自然と受け入れられていった。
ふむ、キムチの中国起源説って、あながちこじつけでもないんかもな。
ログインしてコメントを確認・投稿する