パン屋に言いたい文句がある

最近、いろんな意味でこだわったパン屋があちこちに出来ている。
素材にこだわる、焼き方にこだわる、アレンジにこだわる、そして味にこだわる。
お客さんに買ってもらってなんぼなんやから、こだわるのはええことやけど、そういう店ってたいていええ値段するんよねえ。
１個２００〜３００円は普通。
食パンが１０００円なんて珍しくもなんともない。
でもまあ、そこは需要と供給やし、その値段でも買う人がおるんやから、文句を言う筋合いではない。

しかし、どうしても言っておきたいことがある。
覚えられへん名前はやめてくれ。
なんやようわからんうえ長ったらしいフランス語の店名があまりにも多くないか。
それを言うたらフレンチやイタリアンの店もやけど、そこらは日常使いするとこちゃうからな。

パン屋みたいに生活に密着した店で名前が覚えにくい、覚えても言えないってのはどうやねん。
エルなんたらドかんたらとか、クシュどうしたやらフォンかんたら。
フランス語でもええわな、そやけど、ボンジュールとかモンブランの一語であかんのか。
俳句より長い外国語なんか覚えられるかっちゅうねん。

ついでにいうとくと、そういう店ってパンの名前までなんやややこしてかなんわ。
パンオレザンてなんやねん、レーズンパンであかんのか、ええっ。
謎や、イタリアンとフレンチのシェフがまるでそういう決まりでもあるかのようにみんな髭生やしてるのと並んで、パン屋のようわからん長い名前も理解できない。
あ、それはそれとして、やたら自己主張の強い名前のラーメン屋も好きやないわ。