監督はいまや巨匠と呼ばれるまでになったロバート・ゼメキス。
主演はブラッド・ピットとマリオン・コティヤール。
「TAXI」のダニエルの彼女役で売り出したマリオン、07年にはエディット・ピアフを演じ、見事アカデミー主演女優賞を獲得、いまやフランスを代表する女優になったのね。
マックスはカナダのケベック出身のイギリス空軍中佐。
工作員として潜り込んだナチスドイツにより占領中のカサブランカで、現地工作員のマリアンヌと合流し、任務の遂行を通じて恋仲になり、ふたりしてイギリスへと向かう。
しかし、マックスの妻となり子供を産んだマリアンヌにはとんでもない秘密があった。
カサブランカやし、もしかすると、任務を引き継いだハンフリー・ボガートがイングリット・バーグマンとごそごそしてるのかも。
戦争が招いた悲劇、正義か愛情か。
守らなければばらないものはいったいなんなのか。
愛する者を守るための究極の選択とは。
ここんところ、戦争映画づいてるブラッド・ピットやけど、この作品では汚くないしやっぱり男前やなって再認識できるぞ。
砂漠から始まるのに全体にじっとりとした湿気を感じさせられるのは、イギリスの空の色のせいなんかもな。
愛に迷ったときはこういう映画を見るのもええかもな。
自分ならどうするやろ、マックスとマリアンヌ、両方の立場で考えると二度楽しめるし。
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