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2020年01月18日03:23

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いちご白書をもう一度見た

ユーミンちゃんが作ってバンバンが唄った「いちご白書をもう一度」を知らない人は居ないはず。
でも、その中で唄われている「いつか君と行った映画がまた来る」「君も見るだろうかいちご白書を」のいちご白書を見たことある人って、そんなにおれへんのちゃうやろか。
68年公開やから、70年頃に18歳以上だった人たちはみんな見たらしいんやけど、それより下で見た人はほとんど居ない。
つまり、いま65を境に見た層、見てない層がはっきりわかれる作品っちゅうこっちゃね。
30年くらい前やったかな、深夜のテレビでやってたのを見たような記憶があるけど、内容はあんまし覚えてない。

シネフィルWOWOWでやってたから、流し見してみた。
やっぱしようわからん。
これは、時代の空気といっしょに見てこそおもしろい映画なんやろな。
学生運動のさなかに青春時代を迎え、参加したかどうかに関係なく、同じ時代の空気を吸った人たちが、熱かった時代、青かった自分を懐かしみ、いまと比べてああだこうだとうんちく垂れるためのもんやわ。
だからユーミンちゃんは「君も見るだろうかいちご白書を、ふたりだけのメモリーどこかでもう一度」と締めたんやな。
そやけど、この曲がバンバンによって唄われたのは75年、ユーミンちゃんはまだ21歳で、松任谷にすらなってない、それどころかまだ多摩美で日本画を学ぶ学生やったときやで。
そう考えると、改めて言うことでもないけど、とんでもない才能やな、しかし。

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