男は男らしくってのにはちゃんと理由がある

男は男らしくとか、男が泣いてええのは親が死んだときだけとか言われてきたのにはちゃんと理由があるんやで。
それは、たいていの男はほとんどの女より女々しく、元来男の子ってのは弱虫で泣き虫やからやねん。
女の子はなにも言われなくても雄々しく我慢強いけど、男の子は甘えん坊ですぐに泣くからね。
そのまんま大人になってもたら面倒臭くてしかたない。

だから男らしくってのを執拗に刷り込んで、男とはこうしたもんやと言う類型にはめるねん。
血液型占いという名の洗脳と同じで、言われ続けるうちに、もしかしてそれが本当の自分なのかなと思い込むようになるっちゅうこっちゃ。
女に対する女らしくってのも同じやけどな。
女はみんな強くたくましいから、そのまんまでは男がびびって手を出せない。
だからせめて若いうちだけでもそういうのをわからんようにするため、女らしさのあれやこれやを刷り込むわけや。

そうして中年にさしかかると、男も女も洗脳が解けてめっきが剥げた結果、やたらと逞しいおばちゃんと涙もろいおっさんになっていくってこっちゃな。


りゅうちぇる、「男は化粧せず男らしく」意見に反論　アナクロなジェンダー論が議論呼ぶ
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