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2019年09月17日00:06

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不倫と不幸は同義語なのねと思った映画

「リトルダーリング」のヒットで一躍世代のトップに躍り出たダイアン・レイン。
ところが20代に入ってからは作品に恵まれず、同年代のデミ・ムーア、ジョディ・フォスター、メグ・ライアンらの後塵を拝し、完全に低迷していたのを一発でトップへと引き戻した2002年の「運命の女」。
37歳のダイアン・レイン、めちゃくちゃきれいでエロエロしく、小ぶりなおっぱいも素晴らしすぎる。
そら巨乳好き以外の男なら誰でもお願いしたくなるわなと思うしかない魅力を振りまいてる。
やっぱり女は30から、36とか37あたりなんて、そりゃもう美しさのピークを迎えてるんちゃうかとこの作品のダイアン・レインを見て再確認。

裕福な会社社長の夫エドワード、8歳の息子チャーリーとニューヨーク郊外で暮らす結婚11年目の専業主婦サリー。
ある日、買い物に出かけたニューヨークでふとした偶然から若く美しいフランス人青年と出会う。
古本を商い自宅兼住居に人妻を連れ込む男ポールを演じてるのは、フランス出身でスペインとのハーフのオリヴィエ・マルティネス。
俳優としての知名度はそこまででもないけど、過去にカイリー・ミノーグやミラ・ソルヴィーノ、ロージー・ハンティントン・ホワイトリーらと付き合って、ハル・ベリーとは結婚までしてるっちゅうんやから、そんだけでどれくらいええ男かわかるんちゃうか。

日常生活になんの不満があったわけでもないサリーだったが、一度堕ちてしまったとたん、平穏すぎる毎日から逃れるかのように、あっという間にポールとの関係に溺れていく。
時間を作っては不倫、夫に嘘をついては不倫、子供を学校に送り届けては迎えの時間まで不倫。
まさに寸暇を惜しんで男と逢瀬を重ねる日々。
ついには不倫に耽溺するあまり、日常生活との折り合いすらつかなくなり、言動に変調をきたすようにまでなってしまう。
街でポールが別の女といっしょにいちゃつきながら歩いてるのを見て、あんたいったいこれはどういうことなのよと詰め寄ったのに、アパートの廊下でポールにほだされ、そのまま抱かれてしまうちゅうんやから、こりゃもうどうしょうもないわな。

いっぽう、リチャード・ギア演じる夫エドワードは、サリーが最初にポールといたした日からすでになにかおかしいと感じており、私立探偵を雇って調査させていた。
探偵からの報告では主に日中、2〜3時間会っては相手の部屋にこもったりレストランで昼食を摂ったりしている様子が大量の写真と共に示された。
なにを思ったか、おそらくなにをどうしようという目的もなく、ただ妻の浮気相手がどんなやつなのか確かめたいと思ってポールのアパートをひとりで訪れたエドワード。
最初は冷静かつ淡々と妻の不倫相手であるポールと話していたエドワードだったが、自分がサリーにプレゼントしたはずの置物がその部屋に置かれているのを発見して、こちらも我を忘れ、なにがなんだかわからなくなってしまう。

ここから先はDVD借りてきて自分で見てくれ。
確実に言えるのは、どんなきっかけ、どんな気持ちでそうなったのかに関係なく、婚外恋愛、不倫は関係するすべての人を不幸にしかしないってこっちゃな。
結婚ってのは端的に言えば、個人間の契約。
利害が一致、信頼し合える関係であることを確かめたうえで互いの権利と義務を定め、禁止事項を確かめ合って家族経営に取り組むのが結婚生活。
どちらかが禁止事項を一方的に破ったら、契約関係はその時点で終わり。
いったんリセットして一からやり直すか、契約そのものを見直すかしかない。
どちらにしても、それ以前の関係には戻られへんし、一定の損失が発生することはわかっとかなあかん。
やるやらないは個人の自由やけど、やるんなら腹括って根性据えて覚悟決めてやる、そやないんなら、あまりにもレートの低いリスキーな賭けに過ぎへんってこっちゃな。

相手にわからんかったらええやないかってむきもある。
罪は償った時点でチャラになり、そこからやり直すこともできるけど、償わなかった罪は一生涯その人の心を蝕み続ける。
パートナーにばれなかったとしても、本人の心の中に傷は残ってしまう。
もし、なんの傷も痛みも残さないまま生きていけるのだとしたら、そいつ自体が欠陥品やし。

発覚したときは、関係する人すべてを不幸にしてしまうのが不倫という行為。
配偶者に惹かれるものを感じへんなったり、もっとええと思える人があらわれたら、とっとと別れてやり直したらええねん。
一方で円満な家庭を確保しておきつつ、外ではやんちゃしたいなんて、贅沢すぎて罰があたるわ。
この映画を見ると、しみじみそう思う。

うん、これから結婚する人には戒めとして見ておいて欲しい。
不倫中の人は自らの行為を省みるために見てみて欲しい。
過去に不倫してた人は自分はとても運がよかったんだと気付くためにこそ見て欲しい。
特に女性は、じつは独身に見せかけてたポールに嫁がおったってのも含めてね。
あんた自身はまじめに付き合ってるつもりでも、不倫する男はほぼ遊び、あんたを娯楽の対象、ただでやれていつでも切れる相手としか見てへんから。
ほかにおったらいつでもそっちに行くし、そういうやつは相手さえ確保できれば同時並行もむしろ当たり前やからな、ぽてちん。


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