どちらでもないと思う

テレビで、卵かけご飯を作るとき、卵をどこで割るかのアンケートをやっていた。

Ａ．小鉢で割って溶いたのをご飯にかける
Ｂ．ご飯の上に直接割る

だいたい半々くらいになった結果を見て、君ら素人やなとつぶやく。
Ａのやり方は卵扱うときの基本で、こうすればもし痛んでいてもほかに影響を及ぼさない。
Ｂならご飯の熱さを最大限活用できるが、卵が痛んでたときはご飯まで駄目になる。
実際問題、普通に保存してたら卵が痛んでるなんてことはほとんどないから、Ｂでも大丈夫なように思う。

が、しかし、うちではもっと完璧なやり方をしているのだった。
ご飯をよそうつもりの茶碗なり器に卵を割り入れる。
醤油をピロッと垂らしてザッと溶く。
そこに熱々のご飯を盛り、ザザザッと混ぜて食べるなり。

こうすると洗い物はひとつで済むし、ご飯が炊きたての場合、その熱で白身の一部がとぅるとぅるになる。
あんまし溶かないようにしてるのは、それを期待してるから。
素晴らしい、なんて素晴らしいアイデアなんだ。
さすがわし、天才的なひらめきがここにはある。