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2021年06月15日18:42

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コンサートへ・・・

 今日は、総合文化センターのサブホールで行われた、
 ソプラノの西口彰子さんのランチタイムコンサートに行って来ました。
 西口さんは、小山出身で、宇都宮女子高校から東京藝術大学に進んだ人です。
 伴奏が、宇都宮市出身の黒岩航紀さんでしたので、聴いてみたいと思いました。
 黒岩さんは、東京藝術大学の付属高校から
 同大学のピアノ科を首席で卒業した人で、日本音楽コンクールで1位になるなど、
 多くの賞を得た新進の演奏家です。
 コンサートでの挨拶で、3歳からピアノを始め、
 このサブホールでは、何回演奏したか分からず、
 世界各地のホールで演奏したが、ここほど演奏した場所はないと語っていました。
 彼の名前は何度か聞いていますが、実際に演奏を聴いた事がありませんでした。

 曲目は、
 モーツァルトの「すみれ」、
 シューベルトの「ガニュメート」
 クィルターの「来たれ、死よ」
 プーランクの「Fancy」
 グノーのオペラ「ロミオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」
 ここで、黒岩さんのピアノ独奏が1曲あり、
 メンデルスゾーン(リスト編曲)の「真夏の夜の夢」より「結婚行進曲」
 ベッリーニのオペラ「カプレーティ家とモンテッキ家」より 「あぁ 幾たびか」
 グノーのオペラ「ファウスト」より「宝石の歌 なんと美しいこの姿」
 アンコールが
 ベートーヴェンの「Ich liebe dich(きみを愛す)」でした。

 今回聴いた曲は、ほとんど初めての曲でしたが、
 西口さんの歌は、とにかく声が綺麗で、伸びやかで
 細かいビブラートも素晴らしいと思いました。
 YouTubeで彼女の歌を、予習として聴いて行きましたが、
 YouTubeで観るよりも綺麗な人でした。

 黒岩さんのピアノも上手だと思いました。
 今回伴奏が黒岩さんである事に気が付くのが遅く、チケットを購入した時には、
 2階席の舞台を真横から見るような席きり残っていませんでした。
 丁度黒岩さんの演奏する姿を後ろから見るような感じでした。
 指の動きも含めて良く観る事が出来ましたが、的確なテクニックだと思いました。

 そして、この席だから気が付いた事があります。
 譜面がタブレットなのです。
 最初、やけに小さな譜面で、薄い青色なので、
 何だろうと思いましたが、途中で気が付きました。
 多分、画面にタッチしてページをめくっているのだと思いますが、
 それと気が付いても、タッチするのが分かりませんでした。
 結婚行進曲の時に、譜面に赤いバッテンの所がありました。
 そこは演奏しないで先に進んだのだと思いますが、違和感はありませんでした。
 コンサートが終わってから、業界に詳しい知り合いに訊いてみました。
 最近、そのような若い演奏家が増えているとの事でした。
 タブレットは、それぞれが持ち込むのだそうです。
 脇に人が座って譜面をめくるなどと言う事は、
 これから見られなくなるかも知れないと思いました。
 

【今日の一句】
 道半ば 体力尽きて もう終わり


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