mixiユーザー(id:1417947)

2020年06月24日17:36

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マイナンバー制度・・・

 昨日は、新たに引き受けた団体の最初の会議が日光市で行われたので、
 行って来ました。
 先日福島市に行ったのは、いわばセレモニーのようなものです。
 現在の日光市は、
 旧日光市、旧今市市、旧藤原町、旧足尾町、旧栗山村が合併して出来ました。
 栃木県の全面積の約23%を占めていて、やたら広いのです。
 昨日僕が行ったのは鬼怒川温泉のある旧藤原町でした。
 僕の家から、一般道だと、車で1時間10分程度です。
 午後からの会議だったので、帰宅が午後5時を過ぎました。

 昨日、政府は、首相官邸でマイナンバー制度を活用し、
 行政のデジタル化を進めるワーキンググループ(WG)の初会合を開きました。
 運転免許証など国家資格証のデジタル化やマイナンバーカードとの一体化を検討し、
 新型コロナウイルス対策の教訓を生かし、年内に工程表をまとめるとの事です。

 マイナンバーに関しては、今月の9日に、高市早苗総務大臣が、
 「1人1口座(のひもづけを)できれば義務化させてほしい」と語っています。
 9月からは消費活性化策としてマイナンバーカードの保有者を対象に
 ポイントを還元する制度「マイナポイント」が始まるとの事ですし、
 マイナンバーカードは2021年3月からは、
 健康保険証としても利用できるようになるとの事です。

 政府はマイナンバーカードの普及に躍起になっている感じがします。
 1人10万円の特別給付金の支給に際して、マイナンバーカードを利用すれば、
 スムーズに給付金を受けられると、
 このタイミングでマイナンバーカードの普及を進めようとしたようですが、
 既にご承知の通り、各地の役場で大混乱になりました。
 マイナンバーカードによる申請が逆に市町村役場の手間を著しく増大させ、
 役場には長蛇の列が出来て、
 外出自粛が求められる中で、市区町村の窓口が混雑する真逆の事態を招きました。
 結局、オンライン申請を打ち切った役場も多数出ました。

 こうしたマイナンバー制度とシステムの問題点をキチンと把握し、
 この修正などの対策を講じるのが先だと思うのですが、
 政府は、利用範囲を広げる事だけ熱心なように感じています。
 これでは、どうにも信頼出来ないですね。

 マイナンバー制度とは違いますが、
 厚生労働省が6月19日に配信を始めた、「新型コロナウイルス接触確認アプリ」も、
 スタート直後に問題点が見付かって、その修正に追われています。
 鳴り物入りで始めた割にはおそまつと言わざるを得ません。

 国はIT先進国を目指すと言っていますが、
 実際に国が発注しているデジタル化は、問題点だらけのような気がします。
 政府が直接開発出来ないでしょうから、全て外注で行われていると思いますが、
 莫大な税金を投入した割には、完全なものが出来上がっていない印象があります。
 外注先の言いなりになって、それを確かめる能力が政府にはないのでしょうか?
 マイナンバー制度の開発費を巡っても、
 ネット上で様々な問題点が指摘されていますが、
 業者の言いなりに莫大な税金を支払い、不完全な成製品を納入させる、
 良いお客になっているのかも知れません。
 マイナンバー制度にしても、接触確認アプリにしても、
 今のところ、危ないような感じがして、利用する気にはなりません。


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